愛知県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
愛知県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
愛知県 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
コロナウイルス感染防止対策での学校休校に伴う学力検査の範囲削減等、愛知県では例年からの変更は予定されておりません。
愛知の高校入試では、推薦選抜と一般選抜に加え、特色選抜が新しく実施されます。
一般選抜では、AグループとBグループに分かれており、各グループ1校ずつ、合計2校まで志願可能。
学力検査は第1志望校でA・Bまとめて1回のみ行われ、2校に志願した場合、学力検査の成績を第1志望校と第2志望校の両方で用いて校内順位を決定します。
また、全校で同一の採点基準とするため、解答用紙はマークシートになります。
面接は推薦選抜と特色選抜で実施されますが、一般選抜では実施する高校と実施しない高校があるので、志望校をチェックしておきましょう。
『推薦選抜』
- 《入試日程》
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令和5年2月6日(月
- 《合格発表》
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令和5年2月8日(水)
- 《受験実施校》
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全校・全学科で実施。
- 《入学検査》
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すべての受験者に面接を実施。
一部の学科で特別検査を実施。
※学力検査は実施しない。
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
一部の学科で特別検査を実施。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)× 5段階 × 2 = 90点
合計90点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申書や推薦書などの内容、面接、特別検査(実施する学科のみ)の結果などを資料として、各高校・学科が示す選抜基準に基づいて総合した成績
「定員に対する比率」
普通科が募集人員の10~15%程度、専門学科・総合学科が30~45%程度
『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和5年2月22日(水)
「面接」
【Aグループ】
令和5年2月24日(金)
【Bグループ】
令和5年2月27日(月)
- 《合格発表》
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令和5年3月9日(木)
- 《受験実施校》
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全校・全学科で実施。
- 《学力検査》
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英語 22点(40分+リスニングテスト10分)
数学 22点(45分)
国語 22点(45分)
理科 22点(45分)
社会 22点(45分)
合計110点満点
※一部の高校で傾斜配点を実施
- 《その他の検査》
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面接を実施するかどうかは各高校が決定。
一部の学科で特別検査を実施。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
合計90点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(90点満点)と学力検査点(各22点満点の5教科合計110点満点)を使用し、各高校があらかじめ選択する①~⑤の「校内順位の決定方式」によって得られた数値で校内順位を決定。その後、全ての高校の校内順位データをコンピュータで処理し、各高校の合格者を決定。
① 内申点(90点)+学力検査点(110点)
② 内申点×1.5(135点)+学力検査点(110点)
③ 内申点(90点)+学力検査点×1.5(165点)
④ 内申点×2(180点)+学力検査点(110点)
⑤ 内申点(90点)+学力検査点×2(220点)
『特色選抜』
- 《入試日程》
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令和5年2月6日(月)
- 《合格発表》
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令和5年2月8日(水)
- 《受験実施校》
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一部の高校・学科で実施。
※音楽科と美術科では実施しない。
- 《出願資格》
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「農業、工業、商業、水産、家庭、看護および福祉に関する学科」
その高校・学科の特色ある教育内容に関連する明確な進路目標と強い学習意欲を有する者
「理数、体育、外国語、国際教養に関する学科、総合学科およびコースを設置する普通科・特色ある教育課程を有する普通科」
自然科学、人文・社会科学、スポーツなど特定の分野で優れた能力と顕著な実績を有する者
※「特定の分野」にはコースに関連する分野を含む
「地域に根差し、地域貢献を特色とする高等学校」
その高校で学習する強い意欲と、地域社会に貢献する意志を有する者
- 《入学検査》
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すべての受験者に面接を実施。
作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、実技検査のうち、1つ実施。
※実施される検査は高校ごとに異なる。
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科やコースに関連する分野での能力・実績などを重視。
「定員に対する比率」
募集人員の20%程度までを上限に、各高校が具体的な人数の枠を設ける。
※推薦選抜の定員枠とは別に定める。
【愛知県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:愛知県立高校入試の平均点》
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22点満点
[Aグループ] 国語:13.8点 数学:11.3点 社会: 12.7点 理科:11.1点 英語:12.1点
[Bグループ] 国語:14.9点 数学:12.0点 社会:13.7点 理科:9.9点 英語:11.8点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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リスニング、英作文、文法、長文読解で構成されています。全体的に会話文形式が多く出題されました。
長文問題が約6割出題され、配点が高いので、長文に慣れることや解き方をおさえることが重要になります。
難度の高い問題は多くないため、基本的な文法や単語はおさえましょう。
また、例年、大問1の英作文で悩まされる受験生が多いので、過去問でしっかり対策しましょう。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問は3つで小問集合や、関数・データの活用数、平面・空間図形から出題されています。
それぞれの分野において、約7割が基本~標準問題となっているので、この基本問題を確実に得点することが重要です。
図形問題は難易度が高い問題が多いので、様々な問題を演習して、どのような時にどの公式や定理を用いるのかよく確認しておくと良いでしょう。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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説明文文章読解、漢字(国語知識)、小説または説明文文章読解、古典(漢文または古文)の構成で出題されました。
文章読解については、登場人物の心情の変化を、説明文では筆者が何を伝えたいのか?を問われる問題がほとんどなので、普段から正確に、短時間で要旨を掴む練習が必要になります。
選択問題が多いため、選択肢を正確に読み取る力も必要です。
時間配分に気を付けましょう。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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生物・物理・化学・地学と、ほぼ全分野からそれぞれバランスよく選ばれ、出題されています。
全分野からバランスよく出題されるので、幅広い知識を定着させる必要があります。
近年、文章量が多くなっているので、文章を読み取る力も必要です。
特に実験や観察の目的、使用する器具と使用上の注意点、結果や考察までしっかりと学習を進めておくと良いでしょう。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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地理・歴史・公民がバランス良く出題されました。
大問1・2は歴史、大問3・4は地理・大問5・6は公民の構成です。
全ての内容からバランスよく出題されるので、幅広い知識を定着させることが重要です。
地図やグラフ、統計資料など複数の資料を読み取る問題が出るので、すばやく情報を分析・処理する訓練をしましょう。
ただ暗記をしているだけでは対応が出来ないので、普段から資料をよく見て、学習する必要があります。
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- 《愛知県教育委員会》
- もっと詳しい愛知県の公立高校受験、入試制度の情報は愛知県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.aichi.jp/site/aichinokyoiku/
- 《愛知県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 愛知県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
愛知県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/aichi/hensachi.html)
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