福岡県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
福岡県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
福岡県 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
コロナウイルス感染防止対策での学校休校に伴う学力検査の範囲削減等、福岡県では例年からの変更は2022年11月1日時点の発表では予定されておりません。
今後の学習進度の状況を見て変更の可能性もあります。
福岡県の公立高校入試は、推薦入学者選抜(2月)、一般入学者選抜(3月)と受験が行われます。
福岡県の内申点は中学3年生の評定がつきますので、3年生の2学期までの定期テストをしっかり対策しましょう。
学力検査点の傾斜が実施される高校が多いので、自分の得意教科を考慮して、入試制度をしっかり調べましょう。
また一部の高校では、追加問題(30点)を実施する高校・学科がありますので、調べてみましょう。
『推薦入学』
- 《入試日程》
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令和5年2月7日(火)
令和5年2月8日(水)
- 《合格発表※内定通知》
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合格内定通知 令和5年2月13日(月)
合格者発表 令和5年3月15日(水)
- 《受験実施校》
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募集するすべての高等学校
- 《学力検査》
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なし
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
作文、実技検査を実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校・学科で傾斜を実施
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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調査書、面接及び検査の成績を総合判定し選抜
「定員に対する比率」
学校ごとに人数を設定
『一般入学者選抜』
- 《入試日程》
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令和5年3月7日(火):学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)
令和5年3月8日(水):個性重視の特別試験
※実施校のみ(3月7日学力検査後に実施の高校もあり)
- 《合格発表》
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令和5年3月15日(水)
- 《受験実施校》
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すべての高校
- 《学力検査》
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英語 60点(リスニングテスト15分+筆記テスト40分)
数学 60点(50分)
国語 60点(50分・課題作文あり※例年)
理科 60点(50分)
社会 60点(50分)
合計300点満点
※一部で傾斜配点を実施
- 《その他の検査》
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面接・作文・実技のうち1~2種類の試験を受験者に実施。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校・学科で傾斜を実施
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(45点満点)+学力検査点(300点満点)を総合点とし、以下の2段階で選抜。
「第1次選考」
調査書点と学力検査点の順位がともに一定数(定員以内で高校ごとに定める人数)以内に入っていて、調査書の内容に問題のない受験者。
「第2次選考」
調査書のその他の記録も重視して、総合的に判定する。
(高校により,調査書の記載事項で特に重視する部分を定める。また、個性重視の特別試験を実施する高校ではその結果を活用する。)
【福岡県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:福岡県立高校入試の平均点》
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国語39.9点
数学32.4点
社会33.1点
理科37.1点
英語33.7点(各60点満点)
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《英語の出題内容と問題傾向》
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リスニングは短めの会話文やスピーチの他に、設問の答えを英作文で書かせる問題が出題されました。
長文問題でも適語補充や文中から抜き出して答える問題のほか、記述問題が多い印象です。
また英作文は30語以上で自分の意見を述べる設問のため、英作文を書く練習をしておくことが大切です。
試験時間は55分間です。
60点満点のうち20点分をリスニングが占めているので普段から英語を聞き慣れておくことが重要です。
残りの40点分はほとんどが長文読解ですが、設問数は少なく一つ一つ設問の意味を確認しながら解いていくことが必要になります。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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小問の計算問題や度数分布などさまざまな分野から出題されています。
幅広い知識が求められ、確率や図形の大問では記述や証明問題の出題が多く見られます。
配点の高い小問集合をしっかり得点できれば平均点以上も狙えます。
図形分野では主に相似を証明する問題が出題されるため、定理や相似条件など基本的な知識の理解が求められます。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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大問1は漢字の読み書きや画数など国語の基本的な知識を問う問題です。
大問2,3は現代文で評論と小説が1題ずつ、大問4は古典です。
大問5は作文で200字以上240字以内の文字数の指定があります。
現代文や古典で最大60字の記述問題があり配点も高く、加えて作文も出題されるため日ごろから文章を書くことに慣れておく必要があります。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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語句を答える問題や計算問題、選択問題などがよく出題され、レベルも理科の基礎を問う問題が多いです。
物理・化学・生物・地学からそれぞれ2題ずつ出題され、短文記述問題が各大問で出題されています。
大問ごとの問題数は少ないものの大問数が多く、計算問題や完全解答の問題も多いため注意が必要です。
また前年出題された分野は翌年に出題されにくい傾向がありますので、過去問を見ておくと良いでしょう。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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地理・歴史・公民がバランス良く出題されます。
多くの大問でグラフ・年表などデータを読み取って解答する問題があるので、図から正しい答えを導く方法、スピードが重視されます。
すべての分野で記述問題が出題されます。
各設問で2問以上記述問題があるので必要なポイントを的確にまとめることが必要です。
歴史分野では時代の流れをしっかりとつかんでおくことが大切です。
- 《福岡県教育委員会》
- もっと詳しい福岡県の公立高校受験、入試制度の情報は福岡県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/2131109/
- 《福岡県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 福岡県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
福岡県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/fukuoka/hensachi.html)
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