兵庫県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
兵庫県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
兵庫県 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
兵庫県の公立高校入試は、推薦入学・特色選抜(2月)、一般選抜(3月)と受験が行われますが、推薦入学は中学校が推薦する一定の基準を満たしている者のみで、特色選抜は定員数が少ないことから、受験の機会は大半の中学生が事実上1回となります。
※ただし普通科と総合学科では第1志望、第2志望と複数志願選抜できます。
兵庫県の高校入試制度は、特色選抜、複数志願選抜の導入、平成27年の5学区への再編など、ここ数年大きく高校入試の制度が変わっています。
入試制度を理解し、学校の特色等を調べて、行きたい高校を調べていくことが重要になります。
『推薦入試・特色選抜・連携型入学者選抜』
- 《入試日程》
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令和5年2月15日(水)
※一部の学校は2月16日(木)も実施
- 《合格発表》
- 令和5年2月20日(月))
- 《受験実施校》
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◯推薦入学
中学校長の推薦が必要。
専門学科・総合学科・普通科コース・普通科単位制で実施。普通科単位制と総合学科の通学区域は県下全域。
◯特色選抜
第1志望とする者が志願できる。
特色ある学科・普通科のコース・特色ある類型を設置している高校で実施。
家島を志願する者の通学区域は県下全域、村岡は全国。
◯連携型入学者選抜
連携型中高一貫教育校で実施。
- 《学力検査》
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連携型入学者選抜のみ実施
英語 50分
数学 50分
国語 50分
- 《その他の検査》
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学校、学科により受験者に実技検査、面接、小論文(作文)を実施。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階×4=100点
3年生の実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×5段階×7.5=150点
合計250点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
- 調査書の内申点250点満点、面接、実技検査(適性検査)、小論文(作文)より総合的に受験者の合否を判定。
普通科(単位制)、総合学科、職業系の専門学科が50%。
普通科(コース)、特色ある専門学科が定員の100%。
一部の普通科(コース・単位制除く)で実施される特色選抜の募集人員は15%(最大40人)。
『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和5年3月10日(金)
※総合学科の実技検査は3月11日(土)に実施
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- 《合格発表》
- 令和5年3月17日(金)
- 《受験実施校》
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公立の全日制普通科(単位制を含む)および総合学科の高校で実施。
(ただし、コース、連携型中高一貫教育校は除く。)
1校または2校に複数志願でき、志願者の第1志望を支援するために、第1志望校には一定の加算点を加えて合否判定が行われます。
- 《学力検査》
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英語 100点(50分+リスニングテスト10分)
数学 100点(50分)
国語 100点(50分)
理科 100点(50分)
社会 100点(50分)
合計500点満点を250点満点に換算。
- 《その他の検査》
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一部の学科で受験者に面接を実施する場合あり。
総合学科の学力検査で、実技検査での受験を希望する者は、出願時に音楽、美術、保体、技家(各教科100点)の4科のうち、希望する1科を学力検査のうちの1科に代替できます。
- 《内申点の算出方法》
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3年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階×4=100点
3年生の実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×5段階×7.5=150点
合計250点満点。
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
- 内申点(250点)+学力検査点(250点)=500点満点
「単独選抜の入試の合否判定」
総合点を基本に、調査書点以外の調査書の諸資料を参考として総合判定する。
※受験者に面接を実施した場合は,合否判定の資料に加えることができる。
「複数志願の入試の合否判定」
第1志望校での判定では、総合点に以下の第1志望加算点が加算される。
第1学区→25点
第2学区→20点
第3学区→25点
第4学区→30点
【兵庫県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:兵庫県立高校入試の平均点》
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国語56.3 社会56.3 数学51.8 理科41.4 英語55.6
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《英語の出題内容》
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大問は6問構成
大問1:リスニング
大問2:穴埋め問題(メッセージ文)
大問3:読解問題(長文)
大問4:読解問題(対話文)
大問5:文法問題
大問6:語彙問題
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《英語の問題傾向》
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長文問題の割合が多く3題出題される為、長文を速く正確に理解する力が求められます。
穴埋め問題や語彙問題もある為単語の意味を正確に記憶しておくことも重要です。
リスニングは選択問題中心の為そこまで難易度は高くない分、聞き逃しで点を落とさないようにしっかり対策はしておきましょう。
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《数学の出題内容》
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大問は6問構成
大問1:小問集合(計算問題、データの活用の問題)
大問2:関数(一次関数)
大問3:平面図形・空間図形
大問4:関数(図形とグラフの組み合わせ)
大問5:確率
大問6:数と式
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《数学の問題傾向》
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出題範囲が広く、特に大問1の小問集合は教科書レベルの基本問題から幅広く出題されるので、全分野の基礎問題をまんべんなく復習しておくことが大切です。
大問6問中2問が関数から出題され、応用問題も出題されます。問題数が多く、解くスピードが求められるので、赤本や問題集等で過去の試験問題を時間を計算しながら解く練習もしておきましょう。
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《国語の出題内容》
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大問は5問構成です。
大問1:会話、資料の読みとり
大問2:漢文
大問3:古文
大問4:小説文
大問5:説明文。
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《国語の問題傾向》
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現代文からも古文からも読解問題が出るので、長めの文章をできる限り早く正確に理解できるよう対策をしておきましょう。
大問4の小説文や大問5の説明文の中から漢字や文法など知識を問われる問題もでるので、漢字や基本の文法をしっかり身につけておくことも必要です。
大問1~3は素早く解いて大問4.5に時間を掛けられるのが理想です。
特に普段あまり解かないであろう大問1会話.資料の読みとりは過去問を解いて慣れておくことが大事です。
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《理科の出題内容》
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大問は4問構成です。
大問1:生物(呼吸と血液、刺激と反応)
大問2:地学(地震、火山)
大問3:化学(化学変化、イオン)
大問4:物理(電気、エネルギー、物体の運動、力)
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《理科の問題傾向》
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生物、化学、地理、物理から満遍なく出題されるので、苦手な分野もそのままにせずしっかり対策しておきましょう。
化学分野では中和、電池とイオンの問題の出題率が高いです。
各分野満遍なく出題される分時間配分を間違えると後半で解けない問題がでる受験生も多いので素早く正確に解く力も問われます。
教科書の内容を暗記するだけでは解けない問題もでるので、用語や実験結果のしくみを簡潔に説明できるように自分なりにまとめておきましょう。
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《社会の出題内容》
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大問は3問構成です。
大問1:地理
大問2:歴史
大問3:公民
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《社会の問題傾向》
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地理、歴史、公民それぞれの分野から満遍なく出題されます。
各分野で用語記入の問題がでるので教科書の基本的な用語は正確に記憶しておきましょう。
グラフ、地図等資料の読み取り問題も出る為、教科書の統計資料や過去問等を活用して資料の読み取りの練習、地図記号の暗記もしっかり対策しておく必要があります。
- 《兵庫県教育委員会》
- もっと詳しい兵庫県の公立高校受験、入試制度の情報は兵庫県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/
- 《兵庫県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 兵庫県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
兵庫県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/hyogo/hensachi.html)
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