石川県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
石川県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
石川県 高校入試情報(令和4年度/2022年度)
石川県の公立高校入試は、推薦入学(2月)、一般入学(3月)と受験が行われますが、推薦入学は募集定員の20%以内ですので、事実上、受験機会は、一般入学の1回勝負となります。
石川県の内申点の対象学年は中学1年生から3年生の3年間の評定がつき、特に3年生は2倍に評価されますので、1年生の定期テストからの対策と、3年生では特に2学期までの定期テスト対策をしっかりとしておくことが高校入試対策に重要です。
また石川県の高校入試では、学力検査の点数を2教科の範囲内で2倍以内に傾斜される高校がありますので、石川県の入試制度を調べ、自分の得意教科を活かせる高校を受験することも検討してみましょう。
『推薦入学』
- 《入試日程》
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令和5年2月3日(金)
- 《合格発表》
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令和5年2月9日(木)※内定通知
- 《受験実施校》
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普通科、農業に関する学科、工業に関する学科、商業に関する学科、看護に関する学科、福祉に関する学科 、体育に関する学科、地域産業科、演劇科、総合学科で実施。
中学校長の推薦が必要。
志願理由書も提出。
- 《学力検査》
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なし
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
一部の学校では、面接のほかに適性検査・作文のうち、いずれか一つまたは両方を実施。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
合計180点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点180点満点、その他の実施検査、志願理由書等により総合的に合否を判定。
「定員に対する比率」
募集定員の20%または25%以内
『一般入学』
- 《入試日程》
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令和5年3月7日(火):学力検査(国語・理科・英語)
令和5年3月8日(水):学力検査(社会・数学) ※面接・適性検査を実施の高校もあり
- 《合格発表》
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令和5年3月15日(水)
- 《受験実施校》
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すべての高校
- 《学力検査》
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英語 100点(50分・リスニングテストあり)
数学 100点(50分)
国語 100点(50分・課題作文あり※例年)
理科 100点(50分)
社会 100点(50分)
合計500点満点
※傾斜配点を2教科まで2倍を超えない範囲で実施の場合あり。
- 《その他の検査》
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面接・適性検査のうち、いずれか1つまたは両方を実施。
学校・学科(コース)ごとに採択が可能。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階×2=90点
合計180点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(180点満点)、学力検査点(500点満点)と面接・適性検査の結果をもとに合否を判定。
【石川県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:石川県立高校入試の平均点》
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英語:39.9点
数学:47.2点
国語:54.7点
理科:53.5点
社会:39.9点
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《英語の出題内容と傾向》
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大問1(リスニング)
大問2(適文補充)
大問3(長文読解)
大問4(長文読解)
大門1(リスニング)のCの問題に形式の変更が見られ、全体的に難化しました。
大問2(適門補充)は形式も難易度も例年通りでした。
大問3と大問4は、形式に大きな変化はありませんでしたが、内容はやや易化の傾向がありました。
石川県の英語入試では、単語数の多い長文読解が2つ出題されます。
また、長文の内容を答えさせる英作文問題もよく出ます。
今年は、文法知識が無いと解けない問題が増え、英作文も昨年は3文以上の英作文が無かったのに対し、今年は4文の英作文が出題されています。
しっかりと文法知識をつけておくとともに、文章の内容を自分の言葉で表現できるように練習することが大事です。
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《数学の出題内容》
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大問1(小問集合)
大問2(確率)
大問3(関数)
大問4(連立方程式)
大問5(作図)
大問6(平面図形)
大問7(空間図形)
大問1の小問集合は、100点満点中30点と配点が高いため、しっかり得点できるようにする必要があります。
大門5の作図は、2年連続で難化傾向でしたが、今年はその反動か易化し、問題集でも見られるような、基礎力が問われる問題となっていました。
出題順は、昨年大問6と大問7の順序が入れ替わりましたが、今年は例年通りの順番に戻っています。目新しかったのは、大問2(確率)の(1)で出題された標本調査の問題です。
全体的には、ここ数年と比較し、易しめとなっているといえます。
一方で、大問3の関数に見られるように、問題文の長文化は続いているので、問題文の条件を一つずつ整理していき、必要な情報を適切に取り出すことが重要です。
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《国語の出題内容と傾向》
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大問1(漢字)
大問2(物語文)
大問3(論説文)
大問4(古文)
大問5(課題作文)
問題の構成は、例年通りです。
大問2(物語文)、大問3(論説文)は、40~80字の記述問題が計5問出題されました。
大問4(古文)は、和歌が含まれる問題でした。大問5は、200字の意見作文でこちらも例年通りですが、今年は比較的書きやすい内容だったのではないでしょうか。
一方、文法の出題は数年ぶりとなりました。言葉や品詞の正しい理解が必要です。
石川県の国語入試では、半分以上が記述式の問題で、記述量が多いのが特徴です。
文章中から抜き出す練習だけでなく、自分でしっかりとまとめて書くテクニックが必要になってきます。
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《理科の出題内容と傾向》
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大問1(小問集合)
大問2(生物)
大問3(化学変化)
大問4(物体の運動)
大問5(気象観測)
大問6(状態変化、植物、天体、仕事とエネルギーの四つの分野)
問題の構成は例年通りでした。
記述問題の出題数は昨年と変わりませんでしたが、計算問題が増加し、難易度も高くなりました。
特に大問3(化学変化)、大問4(物体の運動)は、しっかりとした計算が求められる問題でした。
大問6では、身近な出来事を扱い、四つの分野から出題される形式でした。
一方で、基本的な問題も多く出題されたので、全体的な難しさとしては、例年並みといえます。
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《社会の出題内容と傾向》
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大問1(ヨーロッパとアフリカの地理)
大問2(鎌倉・江戸幕府の政治)
大問3(国会と内閣・国家の仕事)
大問4(関東地方の産業)
大問5(近代以降の日本経済)
大問6(金融と経済)
問題構成は、例年通りでした。
各大問で、知識を試す問題と、資料を見て説明させるような問題がバランスよく出題されました。記述問題では、定番のものだけでなく、応用的に考えさせる問題が増えました。
表面的な知識だけでなく、一歩踏み込んだ理解が求められるものが見られます。
大問6では、日本銀行の金融政策について、暗記だけでなく、資料を見て、多角的にそれを考察し、自分の言葉で表現する問題が出題されました。
- 《石川県教育委員会》
- もっと詳しい石川県の公立高校受験、入試制度の情報は石川県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/index.html
- 《石川県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 石川県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
石川県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/ishikawa/hensachi.html)
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