京都府
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
京都府の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
京都府 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
京都府の公立高校入試は、前期選抜(2月)、中期選抜(3月)、後期選抜(欠員がある場合のみ実施)と受験が行われ、前期選抜と中期選抜の2度の受験機会があります。
京都府の入試制度は、前期選抜では、A方式、B方式、C方式と3つの方式があり高校により方式が違いますので、行きたい高校の入試内容を早めに調べて対策しておくことが大切です。
また京都府の内申書の評定は中学1年生〜3年生の成績が同等に評価されます。
内申点と学力検査点の比率はおおむね1:1となっているので、日々の学校のテストを対策していくことが、高校入試の対策の第一歩となります。
『前期選抜』
- 《入試日程》
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令和5年2月16日(木)、17日(金)
※音楽科の学力検査等:令和5年2月4日(土)・令和5年2月5日(日)
- 《合格発表》
- 令和5年2月22日(水)
- 《受験実施校》
- すべての高校で実施。
1つの高校の1つの学科を選んで志願できる。
- 《学力検査》
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英語 50点(40分+リスニングテスト10分)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分)
合計150点満点
- 《その他の検査》
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ABCの3つの方式から各高校が定めて受験者に実施する。
A方式:学力検査のほか、面接と作文(小論文)の1つか両方を実施。
B方式:学力検査はなく、面接と作文(小論文)の1つまたは両方を実施。
C方式:学力検査のほか、面接と作文(小論文)の1つか両方と実技検査を実施。
ABCいずれもすべての受験者に活動実績報告書の提出あり。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計135点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点135点と、ABCの各方式に従って実施された検査と報告書を、各校が独自の比率で点数化。
『中期選抜』
- 《入試日程》
- 令和5年3月8日(水)
- 《合格発表》
- 令和5年3月10日(金)
- 《受験実施校》
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前期選抜で募集定員の100%を募集する学科と府立清明を除いて実施。
第2志望まで志願可能(第1志望は,順位を付けて異なる志願先を2校または2学科、系統等まで志願できる。)
- 《学力検査》
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英語 40点(30分+リスニングテスト10分)
数学 40点(40分)
国語 40点(40分)
理科 40点(40分)
社会 40点(40分)
合計200点満点
- 《その他の検査》
- なし
- 《内申点の算出方法》
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1年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階+実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×10段階=65点
2年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階+実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×10段階=65点
3年生の主要5教科(英語.数学.国語.理科.社会)×5段階+実技4教科(音楽.美術.保体.技家)×10段階=65点
合計195点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
- 内申点(195点)+学力検査点(200点)=395点満点
「第1次選考」
内申点(a)と学力検査点(b)をそれぞれ高得点順に並べ、その順位が両方ともに募集定員内の受験者について、報告書の必修教科の評定以外の記載内容を資料として総合的に判断して、合格者を決定。
「第2次選考」
1次選考で合格とならなかった受験者から、aとbをそれぞれ高得点順に並べ、報告書の記載内容と学力検査の成績を資料として総合的に判断して、合格者を決定。
『後期選抜』
- 《入試日程》
- 令和5年3月24日(金)
- 《合格発表》
- 令和5年3月28日(火)
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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前期選抜及び中間選抜を実施した後、相当の欠員が生じた高校において実施することがあります。
学力検査(国語、数学、英語)の成績及び面接の結果、報告書を総合的に判断し、合格者を決定していく形となります。
- 『備考』
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銅駝美術工芸高校は令和5年度に校名を市立美術工芸高校に改称予定になっています。
【京都府の高校入試の平均点と出題内容】
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《京都府立高校入試の平均点》
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非公表
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《英語の出題内容》
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前期の大問の構成は6問。 中期の大問の構成は5問。
大問1:長文読解(作文読解)
大問2:長文読解(対話文読解)
大問3:リスニング(語句選択等)
大問4:リスニング(日本語での回答問題)
大問5:リスニング(語句選択等)
長文読解はかなり広範囲を読まないと答えが出せないものもあります。
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《英語の問題傾向》
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問題が多く、長さも約720語程度の長文が出ます。
長文問題の内容を正確に整理・理解できる力が必要となってきます。
普段の勉強でも、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。
京都府の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じなので受験前には練習をしっかり行いましょう。
また、リスニングは配点が高めに設定されています。
対話にでてくるポイントのメモをとる練習を行い、確実に得点できるようにしておきましょう。
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《数学の出題内容》
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大問の構成は6問
大問1:小問集合(計算問題中心)
大問2:データの活用
大問3:空間図形
大問4:関数
大問5:平面図形
大問6:数と式(規則性を探し立式する問題)
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《数学の問題傾向》
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大問1は基本的な小問集合が出題されます。
配点比率が高いためしっかりと得点を取れることが大事です。
後半の大問では規則性を見つけ出す問題が出題されています。数字から規則性を見つけ出せるように練習しておきましょう。
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《国語の出題内容》
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前期の大問の構成は3問。
中期の大問の構成は2問。
大問1:古文
大問2:説明文
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《国語の問題傾向》
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小問にさまざまな知識問題が出題されていますが、共通としてあげられる内容としては、現代文、古文ともに小問に会話文があるということです。
現在文においては説明文の出題が多いため、教科書以外に新聞の社説を読んでおくのもオススメです。
もちろん、字の読み書き、文脈把握、内容吟味、文法、表現技法に関するものなどの練習も忘れずに行いましょう。
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《理科の出題内容》
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大問の構成は8問。
大問1:生物(呼吸と血液循環)
大問2:化学(化学変化とイオン)
大問3:地学(月と金星の見え方・太陽系)
大問4:地学(空気中の水の変化、気象観測)
大問5:生物(植物)
大問6:化学(物質の質量、化学変化)
大問7:物理(光・音)
大問8:物理(物体の運動と力の関係)
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《理科の問題傾向》
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「化学反応の前後での質量の変化を調べる実験」の問題が出やすいでため、物質の特徴、化学反応式を合わせておさえましょう。
基礎的な選択問題を中心に出題されるため、確実に得点できるよう用語などの基礎を固めておくことが重要です。
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《社会の出題内容》
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大問の構成は4問。
大問1:地理・歴史・公民(統計資料の読み取り、作図)
大問2:地理・歴史・公民(地図・グラフの読み取り・記述)
大問3:地理・歴史・公民(グラフの読み取り)
大問4:地理・歴史・公民(統計資料の読み取り・年表問題)
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《社会の問題傾向》
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全て地理、歴史、公民融合問題であり、写真やグラフ、地図などを見ながら解答していく形式です。
全分野まんべんなく基礎をおさえておきましょう。
地理問題では地形図の読み取り、歴史問題では出来事の年代順への並べ替え問題が出題されます。
短い論述問題が出題される場合があり、この際はしっかりとキーワードを答えなければいけません。
- 《京都府教育委員会》
- もっと詳しい京都府の公立高校受験、入試制度の情報は京都府教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/cms/index.php
- 《京都府の公立高校・私立高校の偏差値》
- 京都府の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
京都府の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/kyoto/hensachi.html)
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