山口県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
山口県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
山口県 高校入試情報(令和8年度/2026年度)
山口県の公立高校入試は、第一次募集(3月),特色選抜(2月),第二次募集及び秋季入学者選抜と受験が行われます。
第二次募集は,第一次募集の選抜の結果,合格者が募集人員に満たない学校,学 科(体育コースは学科とみなす。以下同じ。)について実施されます。
内申点の対象学年は中学1年生から3年生の3年間の評定が同等につきますので、1年生の定期テストからしっかり対策しておくことが必要です。
また山口県の高校入試の第一次募集では、募集定員の20%以内の範囲で、調査書のみでの選抜を実施する高校・学科がありますので内申点が非常に重要になります。
普通科の学区は撤廃されて、山口県のすべての高校・学科が受験できます。
また、令和8年度入試から「特色入試」が導入されます。
これは従来の推薦入試制度と異なり、「志願者が自分の意志で出願」することができます。
特色選抜では学校独自検査などが導入され、口頭試問や基礎学力検査など、各高校が独自に実施内容を決定します。
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『推薦入学』
- 《入試日程》
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令和8年2月4日(水)
※一部の高校では2月5日(木)も実施。
- 《合格発表》
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令和8年3月12日(木)
※選抜結果は令和8年2月12日に通知される
- 《受験実施校》
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募集するすべての高等学校。
- 《学力検査》
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なし
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
小論文、実技検査、面接における自己表現を実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計135点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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調査書、面接、その他の検査により総合的に判断。
「定員に対する比率」
○普通科体育コース...75%以内
○その他の学科・コース...50%以内
『第一次募集』
- 《入試日程》
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令和8年3月5日(木):学力検査(国語・数学・英語・社会・理科)
※面接は、学力検査の前日・当日・翌日のうち、各高校が定める日程で行う。
※小論文・実技検査は、学力検査の当日・翌日のうち、各高校が定める日程で行う。
- 《合格発表》
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令和8年3月5日(木)
- 《受験実施校》
-
すべての高校
- 《学力検査》
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英語 50点(50分・リスニングテストあり)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分・課題作文あり※例年)
理科 50点(50分)
社会 50点(50分)
合計250点満点
※一部の高校・学科で傾斜配点を実施
- 《その他の検査》
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面接・小論文・実技検査を実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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1年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
2年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
3年生の9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計135点満点
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(135点満点)+学力検査点(250点満点)、面接、小論文、実技検査が実施される場合には、その結果も加えて総合的に判断。
選抜に当たっては,調査書を重視する。
その際,調査書の「学習の記録」と学力検査の成績は同等に取り扱うとともに、調査書の「学習の記録」 以外の記載事項及び面接,小論文,実技検査の結果等も十分考慮する。
入学定員の20%の範囲内で、学力検査の成績が一定以上の人については、学校・学科の特色に応じ調査書等で選抜する学校もあり。
【山口県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2025年度:山口県立高校入試の平均点》
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国語:29.3点
社会:26.6点
数学:24.7点
理科:27.9点
英語:23.9点
合計:132.4点(各50点満点)
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《英語の出題内容と問題傾向》
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大問の構成は6問
大問1:リスニング
大問2:長文読解(対話文読解)
大問3:長文読解(対話文読解)
大問4:長文読解(スピーチ文読解)
大問5:長文読解(物語文読解)
大問6:英作文
大問1はリスニング問題で、文や語句を選択する問題が出題されます。
大問2~5では、長文読解が出題されます。
量が多いためスピードを意識して問題を解く練習が必要です。
大問6は与えられたテーマについて20~30語で解答する英作文が例年出題されます。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問の構成は8問
大問1:小問集合
大問2:小問集合
大問3:関数
大問4:データの活用
大問5:数と式
大問6:平面図形
大問7:関数
大問8:平面図形・空間図形
大問は8つと多いですが、1つ1つの大問中の問題数は少なく2,3問程度です。
それぞれの大問で分野は独立していて、作図や確率を求める問題、データの整理やグラフ化できるかなど幅広い理解が求められます。
小問集合は計算問題が多く得点しやすい大問になっているため、しっかりと対策をしておきましょう。
図や表、グラフと関数の式の関連性を捉える力を見る問題が毎年出題されており、事象を数学的に考える力も問われます。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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大問の構成は6問
大問1:小説
大問2:評論
大問3:古典(古文)
大問4:会話発表
大問5:漢字・漢文
大問6:作文
問1で資料を選ぶ問題や現代文では基本的な語彙の意味の理解に加え、登場人物の心情を文脈に沿って適切に捉える力を見る問題が多く出題されています。
古典では、文章を読むための基礎力をはかる問題や、文章の展開を踏まえて読み進められているかが問われています。
作文では文章の内容を踏まえており、かつ自分の体験を作文中に上手に組み込むことができるかを見る問題がよく出題されます。
現代文では小説・評論がともに出題されており、問題数や配点を見ても古典より現代文の読解が出来ているかを見る傾向にあります。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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大問の構成は9問
大問1:化学(化学変化と原子・分子)
大問2:生物(細胞分裂)
大問3:地学(地層)
大問4:物理(電流と次回、直流と交流)
大問5:生物(動物の特徴と分類)
大問6:地学(気象観測、空気中の水の変化)
大問7:化学(化学変化とイオン)
大問8:物理(物体の運動と力)
大問9:物理・化学・物理(融合問題)
実験や観察から読み取れることを記述したり、なぜ実験においてその動作をするのかなど、反応系や実験系の正しい理解が問われる傾向にあります。
また、日常生活と理科を結び付けて考えさせる問題が多く、広い視点で物事を見ることができるかが問われます。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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大問の構成は6問
大問1:地理(グラフや文書資料の読み取りと文章記述など)
大問2:地理(地形図や文書資料の読み取りと作図問題など)
大問3:歴史(並び替え問題、グラフの読み取りと文章記述)
大問4:歴史・公民(統計資料の読み取りと文章記述)
大問5:歴史・公民(グラフの読み取りと文章記述)
大問6:地理・歴史・公民(グラフの読み取り、文章記述)
大問が6つあり、問題数が多いため、素早い資料の読み取りが必要になります。
グラフから数値を読み取るだけでなく、写真を見てそこからわかることを記述する問題があり、持っている知識と写真の内容を合わせて多角的に考える力が問われます。
また歴史では時代ごとの特色を理解し、基本的な知識や概念を確実に修得しておく必要があります。
はじめは大問ごとに地理・歴史・公民と分野が分かれて出題されますが、最後の大問はそれぞれが融合した問題が出題されます。
単語を答える問題や選択問題がほとんどで、記述問題が3,4問出題されます。
- 《山口県教育委員会》
- もっと詳しい山口県の公立高校受験、入試制度の情報は山口県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50100/y-edu/y-edu-top.html
- 《山口県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 山口県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
山口県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/yamaguchi/hensachi.html)
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