勉強のやり方
作文と小論文って何が違うの?対策は??

高校入試では、特に推薦入試の場合、公立高校・私立高校問わず、作文や小論文が課されることが多いです。

5科目の入試問題でも記述式の問題が増えていますが、近年の傾向として、「考えを自分の言葉で文章にして表現する力」を重要視しているので、作文や小論文も疎かには出来ません。

したがって、5科目の入試対策と並行して、作文・小論文の対策も早いうちから取り組んでいきましょう!

ここでは、作文と小論文の違いと、それぞれの対策についてまとめます!
是非参考にしてみて下さいね!


作文と小論文の違い
それぞれ、どういった文章なのか?というと、与えられたテーマに対して、

【作文】
自分が体験したことや感じたことをもとに、自分の心境や感想を書く文章

【小論文】
「そう考える理由や根拠」に基づいて、自分の意見を主張する文章
となります。

どちらも、「与えられたテーマについて書く」ことは一緒ですが、大きく違う点は、『文章の書き方』です。

作文は、個人的な経験の感想や気持ちを述べるものなので自由に書いてOKですが、小論文は、相手を説得、納得させることが出来るように、その理由と根拠を述べるものなので、書き方が決まっています。

作文と小論文の対策

以上の違いから、作文への対策は、普段から体験したこと、見聞きしたことに対して感じることを、その都度文章にして表現してみる取り組みが効果的です。
最初は長文ではなく、短文でも良いと思います。
そして書き方も自由です。
感想を具体的に言葉にする癖付けが、作文への対策になります。

小論文への対策は、まず“書き方”を理解し、その書き方に沿いながら文章にしていく取り組みが効果的です。
「自由に書けないのは、難しそうだな・・・」と思いがちですが、構成(書き方)が決まっている方が、その構成に合わせて文章を作っていく作業の繰り返しなので、慣れるも早いですよ!

では、その“書き方”ですが、大きく分けて以下の3つパートに分けて構成します。

①序論
与えられたテーマに対する自分の立場・意見を示す箇所です。
伝えたいことを要約し、簡潔に書くと良いでしょう。

②本論
序論で明記した意見を持つ理由と根拠を述べる箇所です。
その意見を持つようになった“きっかけ”なども交え、意見を裏付ける根拠をわかりやすく書きましょう。

③結論
序論と本論を受けて、自分の意見をまとめる箇所です。
ここでは新たな意見、主張はせずに、序論で示した自分の意見や伝えたいことを再び示すようにしましょう。

このように、それぞれのパートで何を書くのかをしっかり把握しておきましょう!

またあたら得られるテーマですが、時事問題がテーマになるケースが多いので、例えば少子化問題や環境問題、SDGsなど、ニュースで良く聞く話題に関心を持つようにしましょう。
そして普段から、「主張(序論)→理由と根拠(本論)→再度主張(本論)」で、物事を説明するように意識しておくだけで、いつの間にか力も付き、小論文慣れに繋がりますのでオススメです!

作文と小論文に共通する注意点

作文と小論文の違いと対策をまとめましたが、共通する注意点が2つあります。

1つは、【原稿用紙の使い方や表現の形式のルール】です。
『文字の書き出し、改行したあとは、1文字分空ける』
『縦書きの場合は、数字は漢数字を使用』
『文末は「です、ます調」もしくは「だ、である調」で揃える』
など、基本的なルールはしっかりと復習しておきましょう。

もう1つは、【字数制限がある場合】です。
高校入試においては、いつまでもダラダラと書ける時間はないので、原則、字数制限があると思われます。
「○○字以内で~」と字数指定がある場合は、当然オーバーしてしまうと減点対象になりますし、逆に少なすぎても減点対象になります。
目安としては、制限字数の9割、最低でも8割以上は書くようにしましょう。

(例)
『600字以内』=『最低でも480字以上』

ちなみに、「○○字程度で~」と、字数制限があいまいな表現の場合もあります。
この場合は、前後1割以内が許容範囲となるので、気を付けておきましょう!

(例)
『600字程度』=『540字~660字』

作文と小論文の違いと、それぞれの対策、また共通する注意点をしっかりと頭に入れて、本番で焦らない為にも早いうちから練習しておきましょう!

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