内申書について

内申書について

内申書って何?
内申書とは高校受験をする生徒が「中学校のときにどんな生徒で、どんな状況だったのか」 を高校に伝えるための資料で、合否を判断する材料となるものです。 内申書は大きく分けて、「学力に関する部分」と「個人の性格や行動の記録の部分」 で構成されています。

内申書に書かれている主な項目

学力に関する部分

① 中学校での成績(通知表の数字)

・通知表の成績(英語が「4」、美術が「3」など)が学校に報告されます。
・地域によっては、内申書の内容を生徒や保護者の方に公開するところもあります。
・通知表で「1」がつくと、不利になることもあります。
・基本的に中1から中3の2学期までの成績が報告されます。

個人の性格や行動の記録の部分

② 欠席、遅刻の日数

・欠席、遅刻は、年間10日以内ならまず問題ありません。
でも、もし年間60日以上の欠席がある場合、病気や怪我などのハッキリした理由がなければ、 不利になってしまいます。私立高校を受験する生徒は個別相談会の席で事情を説明しましょう。

③ 特別活動や記録

・学級委員や部活の部長を務めたり、○○大会優勝などの実績、勉強以外の活動で有利な  ことがあれば記入します。
・偏差値40台の私立高校では、「英検3級」などの資格が、学力を示す武器になります。

④ 生活態度

・高校受験で気になる「基本的な生活習慣」「責任感」「公共心」などの項目を、A・B・Cの3段階で評価します。

⑤ その他

・「総合的な学習」「社会活動」「ボランティア活動」「生徒の長所」などの項目を評価します。

志望校が内申書をどのように計算に入れるかしっかり把握しよう

平成26 年度のとある県における県立高校の例をあげてみましょう。

内申点=中1 と中2 は9教科を5段階評定してそれぞれ45 点満点
中3 は5教科を5段階評定して2倍に、実技4教科は4倍にして130 点満点
*中3での内申点が半分以上をしめる!

中1 ~ 3 の合計は220 点満点
学力検査点=5 教科各50 点満点で合計250 点満点
内申点(220 点) と学力検査点(250 点) を同等に扱う、とされています。

内内申点アップの秘訣!

内申点が何かわかったところで、次に気になるのはもちろん「どうやったら内申点が取れるか」。
定期テストを頑張るのはもちろんですが、1 度点数が悪かったらもう諦めなきゃいけないの? いいえ、そんなことはありません!このページをしっかり読んで、ぜひ内申点アップにつなげてくださいね。

秘訣その①  定期テストの準備は計画的に!

通知表の成績が内申書に書かれるので、定期テストは家庭教師の先生と相談しながら 計画を立てて取り組みましょう。

秘訣その②  授業中の発言回数を増やそう!

授業中に積極的に挙手をして発言回数を増やしましょう!発言の回数だけでなく、中身も重要。
「事実」は事実として述べ、「意見」は意見として述べたり、結論を先に述べて後から理由を述べるなど、わかりやすい発言の工夫も大切です。

秘訣その③  小テストも手抜きはしないで!

定期テストだけではなく、小テストも成績を決める上で重要です。 小テストに関しては、普段の予習・復習がカギになります。

秘訣その④  副教科も重要な得点源です!

都道府県、受ける学校により、内申点と入学選抜試験の比重はさまざまですが、中には副教科の4 科目の点数を、5 教科の倍の配点で計算する学校もあります。

秘訣その⑤  宿題・提出物は必ず出そう!

実は意外と内申点に大きな影響を及ぼすのが、宿題や提出物の取り組み具合と提出状況です。
もちろん宿題も提出物も、復習のため、理解を深めるためのものですから、内申UP と一石二鳥!

絶対評価の影響

数年前までは「相対評価」といって、通知表の1 から5 の成績がそれぞれ何%の割合にならなければいけないと決まっていました。 例えば「5」をつけられる生徒は7%と決まっていたので、仮にクラス全員がとても良い成績でも、「1」を7%つけなくてはならなかったのです。
今は成績を決める上で、そういった制限がない「絶対評価」になりました。何人の生徒に「5」をつけるかは先生の自由なので、極端にいえば、クラス全員が良い成績なら全員に「5」をつけることもできます。