静岡県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
静岡県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
静岡県 高校入試情報(令和7年度/2025年度)
静岡県の公立高校入試は、一般選抜の1回の入試ですべての合格者が決まります。
また、全ての受験者が5科目の学力検査と面接を受けることになります。
面接については、「集団面接」「個人面接(自己表現を含む)」「グループ面接(グループ討論等を含む)」のいずれかの方法を、各高校が選択して実施するので、面接対策も行っておく必要があります。
合否判定は、まず各高校が独自に定める「学校裁量枠」における合格者を決定し、次に、学校裁量枠による合格者を除いた全ての受験者を対象として、県共通の方法による「共通枠」にて合格者を決定します。
特に「共通枠」での選抜においては、調査書が上位の者から対象となるため、内申対策をしっかり取っておきましょう。
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『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和7年3月5日(水):学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)
令和7年3月6日(木):面接など
- 《合格発表》
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令和7年3月14日(金)
- 《受験実施校》
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すべての高校で実施。
- 《学力検査》
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英語 50点(50分・リスニングテストあり)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分)
理科 50点(50分)
社会 50点(50分)
合計250点満点
※一部の高校で傾斜配点あり
- 《その他の検査》
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集団面接、個人面接(自己表現等を含む)、グループ面接(討論等を含む)の中から、各高校が選択して実施。
学校独自の選抜資料として、作文や小論文、実技検査などを実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校で傾斜あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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1、学校裁量枠(募集定員の50%以内)
各高校・学科の特色に応じて独自の方法で選考で、「調査書」「学力検査(共通枠と同一問題)」「面接」「その他の学校独自資料(実技検査など)」を選抜資料とし、
各高校が独自に設定します。
2、共通枠(募集定員より学校裁量枠合格者を除いた人数)
県内共通の選考方法で、「調査書」「学力検査」「面接」の結果をもとに合否を判定します。
選考は3段階で行われ、
第1段階:調査書の9科目の評定合計の上位から共通枠定員までの人対象に、学力検査の5科目の合計得点の上位から共通枠定員の75%程度が合格。
第2段階:第1段階により合格者の除いたすべての受検者を対象に、調査書の「特別活動の記録」「諸活動の記録」など学習の記録以外の記載事項と面接の結果をもとに、共通枠定員の10%程度が合格。
第3段階:第1段階及び第2段階により合格者を除いたすべての受検者を対象に、調査書の記載事項、学力検査、面接の結果を総合的に審査し、15%程度が合格。
【静岡県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2024年度:静岡県立高校入試の平均点》
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50点満点
国語:33.81点 社会:27.19点 数学:24.16点 理科:25.64点 英語:30.26点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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大問1がリスニング問題、大問2は英作文を含んだ長文読解。
大問3は日本文を英文にする英作文で、大問4が非常に長い文章読解という出題構成です。
大問4問の中、実に半分の2問が長文読解となり、とにかく文章を多く読まなければいけない為、問題を解くスピードが必要になります。
学習してきた単語・文法や表現方法を、満遍なく使いながら解答をしていかなければいけないので、過去問など利用して問題慣れをしておくことが重要です。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1,2で小問集合問題、その後は文章問題や、関数のグラフ問題、図形の証明問題と、幅広く出題されています。
基本問題となる大問1、2の「小問集合」だけで、約4割近くの高配点となっているので、ここで取るべき点数を落とさないことが重要です。
得点源となるので、計算問題を含む確率や作図など、基本的な問題は何度も繰り返し学習し、正確に解けるように練習しておきましょう。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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例年通り、大問1では小説、大問2では説明的文章、大問3では会話・発表に関する問題で、大問4が古文、最後の大問5は180字程度で書く作文が出題されています。
大問3の「会話・発表」の問題は、馴染みのない問題傾向となるので、普段から対策を立てておきたいところです。
長い字数を書かなければならない大問5の課題作文では、与えられた素材(資料など)に、いかに自分の考えを結びつけられるか大切なので、日頃から練習をしておきましょう。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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生物・物理・地学・化学の各分野バランスよく出題。これに加えて、小問集合問題を合わせた計6題で出題されています。
全体的に幅広い分野からバランスよく出題されている反面、問題数が多くなってしまうことから、難問というよりは基礎基本の理解が試される問題傾向が見られます。
理解が曖昧な分野があれば、徹底して反復学習を行い、出来る問題で点数を落とさないようにしておきましょう。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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例年通り、歴史・地理・公民の全分野から出題されています。
全分野に共通しますが、資料やグラフを正しく読み取り、記述で答える問題も多く見られます。
過去問も利用しながら、何度も繰り返し問題を解くことで、問題慣れをしておくことが必要です。
- 《静岡県教育委員会》
- もっと詳しい静岡県の公立高校受験、入試制度の情報は静岡県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/school/kyoiku/1003777/1003792/1031870.html
- 《静岡県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 静岡県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
静岡県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/shizuoka/hensachi.html)
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