静岡県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
静岡県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
静岡県 高校入試情報(令和5年度/2023年度)
静岡県の公立高校入試は、推薦制度等はなく、一般選抜の1回の入試ですべての合格者が決まります。
また、全ての受験者が5科目の学力検査と面接を受けることになるので、面接対策も行っておく必要があります。
合否判定は、まず各高校が独自に定める「学校裁量枠」にて合否判定をし、その後、県共通の方法による「共通枠」にて合否判定をする2つの選抜方法があり、特に「共通枠」での選抜においては、調査書が上位の者から対象となるため、内申対策をしっかり取っておくことが大事です。
『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和5年3月2日(木):学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)
令和5年3月3日(金):面接など
- 《合格発表》
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令和5年3月14日(火)
- 《受験実施校》
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すべての高校で実施。
- 《学力検査》
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英語 50点(50分・リスニングテストあり)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分)
理科 50点(50分)
社会 50点(50分)
合計250点満点
※一部の高校で傾斜配点あり
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
学校独自選抜資料として、作文・実技検査などを実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校で傾斜あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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1、学校裁量枠(募集定員の50%以内)
各高校・学科の特色に応じて独自の方法で選考で、「調査書」「学力検査(共通枠と同一問題)」「面接」「その他の学校独自資料(実技検査など)」を選抜資料とし、
各高校が独自に設定します。
2、共通枠(募集定員より学校裁量枠合格者を除いた人数)
県内共通の選考方法で、「調査書」「学力検査」「面接」の結果をもとに合否を判定します。
選考は3段階で行われ、
第1段階:調査書の上位から共通枠定員までの人対象に、学力検査の合計得点の上位から共通枠定員の75%程度が合格。
第2段階:調査書の「特別活動の記録」「諸活動の記録」など学習の記録以外の記載事項と面接の結果をもとに、共通枠定員の10%程度が合格。
第3段階:調査書、学力検査、面接の結果を総合的に審査し、15%程度が合格。
【静岡県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2022年度:静岡県立高校入試の平均点》
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国語:34.90点 社会:29.41点 数学:24.64点 理科:26.98点 英語:31.92点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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例年通り、大問1がリスニング問題、大問2と大問5では対話文読解(約300語)と長文読解(約500語)、大問3と大問4では英作文が出題されました。
リスニングを除く小問4つのうち2つが長文読解となり、また約5割の配点となるため、限られた時間の中で長い文章をスピーディーにつかみ、且つ正確に答えを導き出す訓練が必要です。
また英作文問題は、対話が成り立つように書く問題が近年出題し続けていますので、基本的な語彙力と文法の知識を蓄えておきましょう。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1,2で小問集合問題、その後はデータ活用や、図形・関数問題と、幅広く出題されています。図形の証明問題は記述式の問題となっています。
「小問集合」が得点源。計算問題を含む基本的な問題となるので、丁寧に、正確に、確実に解けるように練習しておきましょう。「データの活用」の問題は思考力が試される問題で、時間を要する所になる為、普段から演習しておく必要があります。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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大問1では小説で漢字の問い、大問2では説明的文章で文法の問いが出題され、その他、会話・発表に関する問題と古文、最後は180字程度で書く作文が出題されました。
大問1・2は小問数も多い為、得点源となっています。
また記述問題は「○字程度で記述」と、条件付きの設問が多く見られるため、普段から条件に沿って解答をする訓練が必要です。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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例年通り小問集合から始まり、生物・物理・地学・化学とバランスの良い構成で出題され、様々な分野の基礎知識を問う問題が出題されています。
頭を悩ますほどの難問は見られないものの、単純な計算問題や重要語句などの知識を問うだけの問題は少なく、それぞれの問題で科学的な思考を要する応用レベルの出題がありました。
したがって、語句や解き方の暗記に頼るのではなく、根本原理の確実な理解を目指し、普段から例えば実験や観察において、「何故そうなるのか?」と関心を持ち、深く学習しておくと良いでしょう。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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大問1が歴史、大問2・3地理、大問4が公民からという、例年通りの出題形式でした。資料、グラフから考えられる内容を、70字程度でまとめて答える出題もありました。
約40%が記号選択問題、約60%が語句記述、短文記述、長文論述の問題となっており、比較的選択問題が多かったものの、全体的に社会的事象の理解の深さと文章をまとめる力が求められています。
知識が定着するまで繰り返しトレーニングし、資料やグラフから正確な情報を読み取り、知識を整理した上でどのような文章を記述していくを、普段から練習しておくことが必要です。
- 《静岡県教育委員会》
- もっと詳しい静岡県の公立高校受験、入試制度の情報は静岡県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/school/kyoiku/1003777/1003792/1031870.html
- 《静岡県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 静岡県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
静岡県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/shizuoka/hensachi.html)
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