静岡県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
静岡県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
静岡県 高校入試情報(令和3年度/2021年度)
コロナウイルス感染防止対策での学校休校に伴う学力検査の範囲削減等、静岡県では例年からの変更は2020年10月1日時点の発表では予定されておりません。
静岡県の公立高校入試は、一般選抜の1回勝負の受験となります。
静岡県の高校受験では、すべての受験者に面接が実施されますので、しっかり対策しておきましょう。
また静岡県の入試制度では、合否判定が、各高校が独自に定める「学校裁量枠」と、県共通の方法による「共通枠」の2つの選抜枠にて合否が決まりますので、行きたい高校の「学校裁量枠」の基準など入試制度を確かめておきましょう。
『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和3年3月3日(水):学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)
令和3年3月4日(木):面接など
- 《合格発表》
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令和3年3月12日(金)
- 《受験実施校》
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全高校・全学科で実施。
- 《学力検査》
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英語 50点(50分・リスニングテストあり)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分)
理科 50点(50分)
社会 50点(50分)
合計250点満点
※一部の高校で傾斜配点あり
- 《その他の検査》
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すべての受験者に面接を実施。
学校独自選抜資料として、作文・実技検査などを実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校で傾斜あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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内申点(45点満点)+学力検査点(250点満点)の総合点と、面接、学校独自選抜資料にて、各学校が独自に定める「学校裁量枠」と、県共通の方法による「共通枠」の2つの選抜枠にて選抜。
「学校裁量枠」
「学校裁量枠」のある学校では、まず「学校裁量枠」の選抜方法で合否が決定され、不合格となった受験者のみ、「共通枠」の選抜方法で合否が決定されます。
※「学校裁量枠」の上限は50%(学校、学科別に設定)
※「学校裁量枠」では、調査書、面接、学力検査の他に各学校が独自に決めた選抜方法を加え、学校独自の選抜方法により合格者を決定します。
「共通枠」
下記3段階にて判定。
① 調査書点の上位から共通枠定員までの受験者を対象とし、学力検査点の上位から共通枠定員の75%程度の受験者を合格とする。
② 第1段階による合格者を除いたすべての受験者のうちから、調査書の学習の記録以外の記載事項、面接の結果により共通枠定員の10%程度を選抜。
③ 第1・第2段階による合格者を除いた受験者のうちから、総合的な審査により共通枠定員の15%程度を選抜。
※①では調査書の学習の記録以外の記載事項と、面接等の結果等、②では調査書の学習の記録と学力検査の結果等により、合格者から除外される場合がある。
【静岡県の高校入試の平均点と出題内容】
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《静岡県立高校入試の平均点》
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各教科50点満点。カッコ内は前年度の合格者平均点。
英語:27.47点(26.59点)
数学:25.39点(26.71点)
国語:33.66点(34.40点)
理科:28.41点(26.66点)
社会:30.67点(27.76点)
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《英語の出題内容》
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大問1ではリスニングが出題され、図や表を選択する問題や条件に合った英作文が出題されています。
大問2と大問5では並べ替えや英語の基礎的な問題を含む長文読解。
大問3と大問4では英作文が出題されました。
長文読解はもちろん、英作文でも和文英訳などで状況を把握した読解能力が問われます。
文章を読みながら内容を理解していくと解き進めやすくなるでしょう。
記述でも短めな時数設定の問題が多いため要点を捉えた記述を心掛けることが必要です。
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《数学の出題内容》
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大問1,2では小問集合として計算問題や数学の基礎的な問題や作図問題が出題。
そのあとの設問では確率や図形、連立方程式や関数など広い範囲から出題。
大問1と2の小問集合で全体の配点の約3割を占めるため、作図などの数学の基礎を固めることが重要です。
また平面図形の大問では円周角の定理を用いる証明など円に関する問題が出題されることが多く、注意が必要です。
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《国語の出題内容》
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■大問1(小説)
■大問2(評論的文章)
大問1、大問2それぞれ40字程度の記述問題が出題されています。
■大問3(資料を読み国語の基礎的な知識を問う問題)
■大問4(古典)
■大問5(150~180字程度の作文)
小説や古典では登場人物の心情を記述、または選択する問題が出題されるため、傍線部だけでなく前後や話の流れを見て心情を把握する必要があります。
作文は資料を読んで自分の意見を織り交ぜながら作文することになるので、自分の言葉で意見をまとめる練習をすると良いでしょう。
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《理科の出題内容》
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大問1は小問集合でさまざまな分野から理科の基礎知識を問う問題が出題されています。
大問2以降は物理・化学・生物・地学がそれぞれ出題され地学は2単元、そのほかの分野は1単元の出題です。
各分野の設問において記述問題が占める割合が多く、典型的な問題から理科的な思考を問う問題など幅広い問題があります。
また作図などもあり、問題の解答の形式に慣れておくことがとても重要です。
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《社会の出題内容》
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■大問1(歴史分野)
並べ替えや論述問題が出題されました。
■大問2(地理分野)
北海道にフォーカスした問題
■大問3(地理分野)
世界に目を向けた問題で記述・論述が多く出題されています。
■大問4(公民分野)
経済や政治など広い分野から出題されます。
歴史分野では年代の並べ替えが頻出で、その時代ごとの特色や特徴を理解しておく必要があります。地理の大問では地形図など基礎的なグラフの読み取りや、読み取ったデータからわかることを記述できるかが問われます。
公民分野では難易度が高めの論述もありますが持っている知識を使って考えることが重要です。
- 《静岡県教育委員会》
- もっと詳しい静岡県の公立高校受験、入試制度の情報は静岡県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/
- 《静岡県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 静岡県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
静岡県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/shizuoka/hensachi.html)
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