静岡県
高校入試制度は都道府県により大きく違います。
静岡県の入試制度を知っておくことが高校合格への第1歩!
静岡県 高校入試情報(令和8年度/2026年度)
静岡県の公立高校入試は、一般選抜の1回の入試ですべての合格者が決まります。
また、全ての受検者が5科目の学力検査と面接を受けます。
面接については、「集団面接」「個人面接(自己表現を含む)」「グループ面接(グループ討論等を含む)」の中から、各高校が指定したものを実施します。
事前にどの面接が実施されるかを確認し、面接の対策をしておきましょう。
合否判定は、まず各高校が独自に定める「学校裁量枠」における合格者を決定します。
次に、「学校裁量枠」による合格者を除いた全ての受検者を対象に、「共通枠」における合格者を決定します。
特に、「共通枠」での選抜においては、調査書が上位の者から判定の対象となるので、内申対策をしっかりしておきましょう。
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『一般選抜』
- 《入試日程》
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令和8年3月4日(水):学力検査(英語・数学・国語・理科・社会)
令和8年3月5日(木):面接など
- 《合格発表》
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令和8年3月13日(金)
- 《受験実施校》
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すべての高校で実施。
- 《学力検査》
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英語 50点(50分・リスニングテストあり)
数学 50点(50分)
国語 50点(50分)
理科 50点(50分)
社会 50点(50分)
合計250点満点
※一部の高校で傾斜配点あり
- 《その他の検査》
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集団面接、個人面接(自己表現等を含む)、グループ面接(討論等を含む)の中から、各高校が指定したものを実施。
学校独自の選抜資料として、小論文や作文、実技検査などを実施する場合あり。
- 《内申点の算出方法》
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3年生9教科(英語.数学.国語.理科.社会.音楽.美術.保体.技家)×5段階=45点
合計45点満点
※一部の高校で傾斜あり
- 《総合点の算出と受験者の合否判定方法》
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1、学校裁量枠(原則として募集定員の50%を上限)
各高校・学科の特色に応じて、独自の基準でおこなわれる選考。
選抜資料として、調査書、学力検査(共通枠と同一問題)、面接、その他の学校独自資料が用いられる。
共通枠とは別に、各高校が独自に設定。
2、共通枠(募集定員より学校裁量枠合格者を除いた人数)
選抜資料として、調査書、学力検査、面接の結果が用いられる。
選考は3段階で行われ、
第1段階:調査書の9科目の評定合計の上位から共通枠定員までの受検者を対象とし、学力検査の5科目の合計得点の上位から共通枠定員の75%程度を合格者とする。
第2段階:第1段階にて合格した者を除いたすべての受検者を対象とし、調査書の学習の記録以外の記載事項と面接の結果をもとに、共通枠定員の10%程度を合格者とする。
第3段階:第1段階及び第2段階にて合格した者を除いたすべての受検者を対象とし、調査書の記載事項、学力検査、面接の結果等を総合的に審査し、共通枠定員の15%程度を合格者とする。
【静岡県の高校入試の平均点と出題内容】
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《2025年度:静岡県立高校入試の平均点》
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50点満点
国語:35.05点
社会:27.94点
数学:24.36点
理科:27.60点
英語:31.71点
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《英語の出題内容と問題傾向》
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昨年度と同様に、大問1はリスニング問題、大問2は英作文を含んだ長文読解、大問3は英作文、大問4は長文読解の構成で出題されました。
大問4問中、半分の2問が長文読解で、とにかく文章を多く読まなければいけない為、問題を解くスピードが必要になります。
過去問など利用して問題に慣れておくことが重要です。
また、問題の選択肢も英語で出題されているので、基本的な英単語、文法は確実におさえておきましょう。
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《数学の出題内容と問題傾向》
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大問1,2で小問集合問題、その後は文章問題や、関数のグラフ問題、データの活用、図形の証明問題と、幅広く出題されています。
大問1、2の小問集合は、配点の約4割と高めです。
基礎レベルの問題なので速く、正確に解けるようにしておきましょう。
また、図形の証明問題は毎年出題されています。
過去問などを活用し様々な種類の証明問題を解いておきましょう。
解答の流れがわからない証明問題は、一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
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《国語の出題内容と問題傾向》
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例年通り、大問1で小説、大問2で説明的文章、大問3で会話・発表に関する問題、大問4で古典、最後の大問5で180字程度の作文が出題されました。
大問1、大問2、大問4で記述問題が2問ずつ出題されました。
文中から該当箇所を見つけ出して組み合わせることができるかが、キーポイントになりました。
大問3の「会話・発表」の問題は、馴染みのない問題傾向なので、しっかりとコツをおさえて解けるようにしておきましょう。
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《理科の出題内容と問題傾向》
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生物・物理・地学・化学の各分野バランスよく出題されています。これらに小問集合問題を加えた計6題の構成で出題されています。
一部応用的な問題はありますがほとんどは基礎的な問題です。
問題数が多いので、基礎的な問題は素早く解答できるようにしておきましょう。
そのためには苦手な分野をなくし、過去問等を繰り返し解いてペースを掴んでおくことが重要です。
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《社会の出題内容と問題傾向》
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例年通り、大問1は歴史、大問2は日本の地理、大問3は世界の地理、大問4は公民の構成で出題されました。
約半分が記述式の問題として出題されました。
語句記述の問題は、基礎的なレベルなので確実に正解できるようにしておきましょう。
また、例年通り複数の資料やグラフを読み取り、70字程度で論述する問題も出題されました。
資料の読み取り問題や論述問題をたくさん解き、解き方を理解しておくことが重要です。
- 《静岡県教育委員会》
- もっと詳しい静岡県の公立高校受験、入試制度の情報は静岡県教育委員会の高校入試情報のページで確認下さい。
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/school/kyoiku/1003777/1003792/1031870.html
- 《静岡県の公立高校・私立高校の偏差値》
- 静岡県の公立高校・私立高校の偏差値の一覧を下記ページにまとめています。
高校受験の志望校選択の参考にして下さい。
静岡県の高校偏差値表(http://www.deskstyle.info/eria/shizuoka/hensachi.html)
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